「わかっていく」が一番の動機付け!
結婚式やらで帰省やらでバタバタしていて、
読書・ブログ更新の時間が取れませんでした。
継続してこの本を読み進めました。
著者は公立小学校です。各担任のレポートを一冊の本のようにして
まとまっているようです。
読み進めていくと、
「○○に課題が残った」「全員が解けなかった」などという
文章が見られるようになってきました。
上手くいかなかったという実践の本を読んで
わかる~~~
という気持ちになりながら読んでいます。
「課題に残る」とは書かれていますが、
それぞれの担任の先生方の「さらにこうするとよかった。」
という分析も書かれています。
全員がわかるを実感させたい
という職員のみなさんの意志を強く感じました。
自分も水泳を最近始めました。
泳ぐたびにバタ足を微妙に変えてみたり
工夫をしながら泳いでいます。
すると、
「ちょっとバタ足の幅を狭くすると、ピッチ早くしなくても、ちゃんと浮きながら進むぞ?」など
気づき、分かることが増えてきました。
わかっていく=動機・意欲
につながるんだなと改めて実感しています。
子どもも一緒だと思います。
わからないままで授業が進んでいく。
導入でおもしろいなと思ったけど、
先生の説明が長くなってなんとなくおもしろくなさそう。
子どもの思考が付いていけなくなる瞬間=動機0になる瞬間
なのだと思います。
だから、みんなが持っている”教科書”を使えば
どこの問題をやっているのか
どんな問題なのか
どこに気づけばできるのか
ということを理解しながら学習を安心して
進めることができる。
スモールステップで一つずつ階段をのぼりながら
わかっていくということが
子どもたちの動機づけにつながる。
算数授業づくり頑張ります!