「わかっていく」が一番の動機付け!

f:id:keiryocupkojocho:20180810172448j:plain

結婚式やらで帰省やらでバタバタしていて、

読書・ブログ更新の時間が取れませんでした。

 

継続してこの本を読み進めました。

 

著者は公立小学校です。各担任のレポートを一冊の本のようにして

まとまっているようです。

読み進めていくと、

「○○に課題が残った」「全員が解けなかった」などという

文章が見られるようになってきました。

上手くいかなかったという実践の本を読んで

わかる~~~

という気持ちになりながら読んでいます。

 

「課題に残る」とは書かれていますが、

それぞれの担任の先生方の「さらにこうするとよかった。」

という分析も書かれています。

全員がわかるを実感させたい

という職員のみなさんの意志を強く感じました。

 

自分も水泳を最近始めました。

泳ぐたびにバタ足を微妙に変えてみたり

工夫をしながら泳いでいます。

すると、

「ちょっとバタ足の幅を狭くすると、ピッチ早くしなくても、ちゃんと浮きながら進むぞ?」など

気づき、分かることが増えてきました。

わかっていく=動機・意欲

につながるんだなと改めて実感しています。

 

子どもも一緒だと思います。

わからないままで授業が進んでいく。

導入でおもしろいなと思ったけど、

先生の説明が長くなってなんとなくおもしろくなさそう。

子どもの思考が付いていけなくなる瞬間=動機0になる瞬間

なのだと思います。

だから、みんなが持っている”教科書”を使えば

どこの問題をやっているのか

どんな問題なのか

どこに気づけばできるのか

ということを理解しながら学習を安心して

進めることができる。

スモールステップで一つずつ階段をのぼりながら

わかっていくということが

子どもたちの動機づけにつながる。

算数授業づくり頑張ります!