子どもと創る国語の授業2018 No.60
【桂先生の実践より『白いぼうし』】
授業の流れは
挿絵の並べ替え
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松井さんの人物像がわかる
会話文部分の動作化
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「松井さんの人物像はプラスかな?マイナスかな?」という発問
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プラスの人物像に関する表現を見つける
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人物像は行動描写・心内語でわかる
ことを教える
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「松井さんは( )人だと思います。なぜなら〜」でまとめさせる
人物像はプラスかマイナスかという視点を与えるだけでもこんなにも読みやすく絞って考えやすくなるのか!と驚きながら読ませてもらった。記事を見ると随時的確なポイントで「例えば?」など本文に立ち返って考えさせる発問をしていた。ちょっとした工夫を加えたり、ちょっとした視点を与えるだけで子どもは考える。
【井上先生の記事より】
読者として1番重要だと感じたのは
言語活動を通して、子どもが叙述に着目し、こだわりながら、場面の様子や登場人物の行動を具体的に想像していくことができる単元を構想しなければならない。
というところ。
物語を学ぶのではなく
物語で学ぶということ。
優れた文学的文章の中で
様々な表現技法が使われている。
それがこの物語の読者にどんな印象を
与えるのか、どんな感想を持たせるのか
ということを読み取らせていく。
読んでいくうちに、
表現技法を学んだら
使わせることもセットにしなければ
いけないのではないかと思い始めた!